「筑紫次郎」と呼ばれる九州一の大河で、流域は熊本、大分、福岡、佐賀4県の12志7町7村に及ぶ。しかし、全国では川の長さ、流域とも20位以下であり、最大流量と最小流量の差を表す河況係数が国内2位という『やせ川』でもある。筑後川の豊かさは、山と海が作りだす水と土を流域の人々が営々と再利用し、川との共存関係を築いてきた「水の共同体」によって支えられてきた。

 

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