「水郷日田」は、江戸時代九州を統括する天領として、明治以後、木材の集散地として栄えた。
長年の経済力によって独自の学芸、文化が培われ、古い街並と共に今に受け継がれている。
2月中旬から3月下旬にかけての「おひなまつり」、7月下旬の祇園祭での曳山は特に有名である。
日田の豆田町は江戸時代から日本各地より文人、墨客が訪れたところであり、保存された街並に当時のおもかげが残る。
隈町界隈は三隈川(日田では筑後川のことをこう呼ぶ)に面した温泉町である。三隈川で行われる鵜飼舟を湯につかりながら眺めるのは、なんともいえない情緒がある。